Berrysvilleいちご農園のいちご作り
Berrysvilleいちご農園は香川県の真ん中あたり、中讃地域にていちごを栽培しています。
この地域は瀬戸内海気候に属し晴天が多く気温も温暖で、冬場でもたっぷりの陽射しと暖かな気温で健康的にいちごが生育します。
香川県はあまり知られていませんが大正末ごろからいちごを栽培し全国13位の生産地です。香川県の育成品種である「さぬき姫」を中心に主に近畿地方に出荷しています。
国内で生産されている
主ないちご（平成30年産）
出典：農林水産省HPより
いちごへの想い
いちごは子供から大人まで人気の果物で、私も大好きで栽培を始めました。
近年どんどん品種改良が進み、とても甘くて美味しくなりました。なかでもいちご狩りで食べるいちごは別格の美味しさです。
なぜ？
それは房になったまま完熟したいちごを最も美味しいタイミングで食べているからです。
一方、完熟のいちごが一般に出回ることはほぼありません。いちごは柔らかく傷つきやすく本来流通には不向きな果物です。完熟だと一般流通には耐えられないのです。
大好きないちごを一番美味しい状態で食べてもらいたい。
当農園ではデメリットを補うべく収穫・梱包・発送などを工夫して、いちご狩りで食べるような完熟で美味しいいちごをお手元にお届けします。
当農園ではいちごの美味しさは
・完熟
・新鮮さ
・大きさ
・品種
・健康さ
によって左右されると考えています。
いちごは収穫後にあまり追熟せず、小さい実の方が味が濃縮することもありません。
好みの「品種」をみつけたら、「新鮮」で「完熟」で「大玉」で「健康的」なものを選ぶことが重要です。
当農園では厳選した「品種」を「完熟」で収穫し、「新鮮」なうちにお届けできるように心がけています。
いちご本来の美味しさを引き出すためには、いちごが健康的に生長することが一番だと考えています。
健康的ないちごを作る為に以下の3点を心がけて栽培しています。
(1) 光合成に最適な環境を整える
(2) 無理な生長をさせない
(3) 株に負荷をかけ過ぎない
健康的ないちごは病害虫にも強く、より安全ないちごをお届けすることにも繋がります。
いちごは生食が主のため、収穫期はできる限り化学農薬の利用を避けた栽培を心がけています。
一方、いちごは病害虫に弱く農薬を減らすのが難しい作物です。天敵や微生物、自然由来、食品由来など有機JASでも利用可能な資材を活用し、安心・安全な栽培に努めています。
しかしながら、いちごが病害虫におかされる事は年に何度も発生します。化学農薬の利用が避けられない状況も起こりえます。
当農園では農薬の利用を無条件に拒否する考えではなく、治療のための薬と考えて判断しています。
予防のためや念のために化学農薬を使うことは避けますが、病気になった際はいちごを救うために適切な農薬を適切な量使用することは必要だと考えて利用しています。